チェロケースの改造修理のこと その2

仮見積をもらったら、ケースを送ります。本見積をしてもらって、OK後に修理に
取り掛かってくれる、という流れ。


ですが、ケースを送れなかった!!


送るには、まずコーナン(ホームセンターです)でプチプチを買ってきて、それで
ぐるぐる巻きにして、さらに段ボールを張り付けて・・・、と、とにかく運搬中に
壊れないように頑丈に荷造しないとならないのです。
当然、大きくなってしまうんですね。縦横高さの合計が230cm以上になる計算。

ヤマトの宅急便は160cmまで、ヤマト便も200cmまでなのでサイズオーバーで、
他の運送会社も当たってみましたが同じ感じ。
サイズが大きいので一般の家財運搬みたいなのになってしまうとのこと。
混載だし、集荷日も限られてしまうタイプのものになってしまうんですね。
送料も8千円とか。。
ガックシ・・・。

とういうことで、クルマで自分で持って行くことにしました。


結局、仕事を休んで、行ってきたんです。

実際、クルマで2時間も掛からないで行けました。案ずるより産むが易し。


行って良かった。ホント。

技術屋さんと、実物を見ながら、金具の増設位置を決める相談をして、「上は2点
に分けるより、1点のまま位置を下げるほうがいいですね。2点だと背負ったとき
ストラップが肩から脱げやすくなりそうです。」「内側のパッドは一旦剥がして、
つけなおすことになります。」「下の金具も、内側は楽器に干渉しないでしょうし、
ネジ頭もきれいに処理してあて布をします。」とか、丁寧に応対していただけまし
た。

料金は1万円前後。


あー嬉しいなぁ。出来上がりが楽しみ。
また仕事を休んでクルマで取りに行くんですけどね。

ポッパーハイスクールのエチュード#7のレッスン


2段目までは何でもないです。スラーが長いけどいけます。

3段目からホントによく注意しないと音が取りにくくて。
スラーも小節単位になっていなくて紛らわしい。結局レッスンでも継ぎ足し
ボウイングしてしまいました。
音も高い。ト音記号で上第2間(?)のシの音。ラの音をハーモニクスで取
って、それで確認して何とかシの音を取るように練習するのですが、なかな
か。。

1ページ目最下段から2ページ目1段目は平和〜。

2ページ目2段目の頭の音はファーストポジションまでグンと下りてくる。
次の小節の頭の音もファーストポジションまでグンと下りてくる。
このあたり指板の上から下まで使います。
もうどんな曲のポジション跳躍も怖くなくなります。(怖いですけどね)


6段目の後半からの3小節がこの曲の1番の難所。

ト音記号で上第5間(?)のラの音まで出てくる。 指板が無いです!

譜面はこの3小節間ずっとハーモニクスの○印が付いています。
技巧的ハーモニクスで取るのかな?と思い、先生に聞くと、普通にその音の
ポジションで取ればいいだけ、とのこと。

確かにそれで音が出ました。

それにしても音が高くて、何の音かわかりません。書いておかないと。

当然ゆっくりしか弾けないので弓も足りません。
また継ぎ足しボウイングです。


大変でした。

チェロケースの改造修理のこと その1


チェロケースのストラップ金具の位置を下げる修理に出しました。
改造と言うと大袈裟ですが、ただ、『背負ったときにケース下部がふくらはぎに当
たる』のを直そうと思って。

私のハードケース、ラベンダーカラーで、軽くて、楽器屋さんで一目惚れして購入。
お気に入りで、すでに4年ほど使っているのですが、玉に瑕なのが、『背負ったときにケース下部がふくらはぎに当たる』こと。

何とかならないかと、ストラップを別のしようかと考えたり、背中にパッドをはさ
んだらいいのかと考えたりしたのですが、やはり、そもそも、ストラップの取付金
具の位置が高いためなので、これを直すしかないのです。

10cmか15cmほど下に付ければ良いのですが。

D.I.Y.??も考えてみました・・・
カーボンファイバーだし、電動ドリルで自分で穴開けるなんてできるかなぁ?
金具もホームセンターでは良さそうなのが見つからないし。。
内側も楽器にキズが付かないように綺麗に処理しなきゃならないし。
やはり無理ですね。自分では。

最近ヒューメビアンカが出したケースが、これに対応していて、オケで持っている
子が「良いですよー♪」、と言ってます。

チェロケースは10万円以上する買い物なので、おいそれと買い替えるわけにはい
きません。

いいなぁいいなぁ、と思って、楽器屋さんにそういう修理はできるか聞いてみたの
ですが、改造になるのでうちでは出来ません、という返事でした。


で最近、一念発起しまして、ネットで探しに探して、見つけたのが、山澤工房さん
です。
ホームページあります。兵庫県西宮市にある、「かばんの総合病院」(^.^)

かばん、ハンドバック、スーツケースの、どんな修理もこなす技術屋集団・・・
っていうイメージの会社です。楽器ケース(管楽器とかの)の修理もやってる!

これはもしかしたら希望が持てそうです!

電話で、「チェロという楽器のハードケースで。カーボン製で。・・・」というこ
とから話し始めて、「ストラップ金具を3箇所増設するような改造修理なんですが
できますか?」と聞いてみました。

できるかもしれないので、写真を送ってもらってから、仮見積します。との返事。

あー良かった。希望が見えてきた!

写真を送って仮見積依頼フォームで送って、2日後には仮見積もらえました。

ボッケリーニのチェロコンチェルト変ロ長調のレッスン


レッスン第49回、第50回と、ボッケリーニのチェロコンチェルト
変ロ長調の第1楽章を見てもらっています。


今回、第1楽章なんとか最後まで、先生止めずに聞いてくれまして、
自分で止まってしまったところ(74小節目〜77小節目)について、
フィンガリングを教えてもらいました。


指摘事項もいろいろありました。

16:3連符はバラシてタララと弾くこと。

24:スラーの付け方は印刷は2音ずつだが、4音ずつでも良い。

25〜26:重音は私の苦手課目ですが、なんとかこの曲はクリアー。

31:2拍めの四分音符は弓を返して、3拍目はアップでなくダウンで
  入れるようにしたほうが良い。

33:3拍目は4音ずつのスラーで良い。4拍目も。

44:この楽譜ではossiaと書かれているほうを弾きます。

60:かっこいい重音のところです。

66〜67:32分音符が続く部分。音を間違えないように。

71〜73:同上。

74〜77:止まってしまったところです。
  元凶は74小節目の頭の3連符のフィンガリングの番号がミスプリ
  になっていたからです。紛らわしいことしないでよー。
  76は指をかなり広げないと音が取れません。

82:いろいろな録音で耳で覚えている音と、この楽譜は違っています。
  こういうことはよくありますが。

カデンツァ:カデンツァはやらなくて良いでしょう。ということになり
  ました。実際、カデンツァの良い楽譜が見つからなくて。。。
  グザヴィエ・フィリップと、ジャンドロンが同じカデンツァを弾い
  ているので、カザルス作かな?と考えてはあれこれ探したのですが。


グリュッツマッハー編曲版よりオリジナル版のほうが良いですねぇ、と
先生に言いましたら、そうでしょうそうでしょう、と。

先生もジャンドロンのレコード?CD?を聴いてオリジナル版が好きに
なったという話です。

個人的に、オリジナル版のほうが古典的な感じでおしゃれな気がします。

グリュッツマッハー版は、無理やり格好良くしようとしているようで、
大げさで、品が無いなぁと、最近、思ってしまいます。
2楽章に他の曲を持ってきてしまうなんて、編曲でなくで盗作ですもん。

最近グリュッツマッハー版を聴いてみたら気分が悪くなってしまいまし
た。もう聴かないでおこう。。。(まぁこれも行き過ぎですが)


まだ1楽章、OKはもらえてません。

ボッケリーニのチェロコンチェルト変ロ長調の楽譜


レッスン第48回でハイドンのD−Durのコンチェルトが終了となり、
次はボッケリーニのチェロコンチェルト変ロ長調を練習することになり
ました。

この曲は昔はグリュッツマッハー編曲版しかありませんでしたが、最近は
CDも楽譜もオリジナル版が出てきました。

私はずーっと以前にミニチュアスコアーを買ってありました。(こんなん
ばっかし)
音楽之友社の250円の! 安い。 オリジナル版です。
同じリヒャルト・シュトルツェネッガーのオイレンブルグのスタディ
スコアは現在2,500円もします。

ですがオリジナル版のCDが無くて悲しかったです。
どんな曲なんだろう?


レッスンでは私の先生はもちろんオリジナル版をやりましょうということ
になっていますので、今回楽譜と音源を探しました。

ありましたありました。


買った楽譜はブライトコプフで、カデンツァなどはT.Fritzsch
(トーマスフリッチェ)さんが書いているものです。知らなかった人です
が、ガンバ奏者のようですね。


音源はyoutubeで探したところ、グザヴィエ・フィリップ、ジャン
ドロン、それにヨーヨー・マの演奏も見つかりました。

グザヴィエ・フィリップさんのは動画なのでとても参考になります。


聴いているうちにどんどんオリジナル版が好きになってきました。

デュポール21のエチュード#20とサンサーンスの最後のレッスン


レッスン第38回はデュポール21のエチュード#20とサンサーンス
の最後のレッスンでした。


デュポールの#20の後半。

2回弾いてOKになりました。
最後のページの上段の、ハイポジションで1,3の指は、1の指を折り
たたまないと3が取れません。先生も、「そうだね」と言ってくれました。

このテクはもはや普通なんですね。


デュポール次は#21。最後の曲です。

感慨無量。


「すごいね。全部やったのかな?」と聞かれ、振り返ってみますと、

#1はとりあえず最初っから敬遠。
#3は当時、半音階スケールの曲をオケでやってた(シベ1です。あー
懐かしの。。。)のでそっちで練習するから飛ばしました。
#12は難しいので、「無理です」と言って飛ばしました。
#16は、先生から、「手を壊してしまう」とストップがかかって中止。
・・・と、4つ、飛ばしました。


サンサーンスの後半です。

「あきらめました」と、降参宣言してしまいました。

3113のところはピアノで音を確認して先生がチェロで弾いてください
ました。
「慣れたら弾けるようになるよ。大丈夫。」と言ってくださいました。
サンサーンスは、局所的に難しい箇所があるね。」と。


次は何にしようかなー?今まで何弾いた?とおっしゃるので、

メンデルスゾーンソナタの2番、
ベートーヴェンソナタ2番、
ハイドンのC−durのコンチェルト、
ラロのコンチェルト、
それでサンサーンスです。と答えます。

ハイドンのD−durはどうですか?と言ってくださり、これに決まりました。


楽譜はいろいろいじっていないものがいいですよ、とのこと。

サンサーンスはヘンレ版。ハイドンC−durのときは最初ロストロポーヴィチ
のフィンガリングのを持って来ましたが先生に言われて買い直しました、という
話をしました。

デュポール21のエチュード#15のレッスン


レッスン第26回と第27回でデュポール#15を見てもらいました。

4ヶ月掛かりました、OKもらうのに・・・


オケの練習(ニールセンの交響曲第1番)やアンサンブルの次の曲(ヴィ
ヴァルディ調和の霊感3−11、チャイコの弦セレ)の練習にかまけて、
レッスン課題が練習不足です。

5月26日のレッスン第26回から、第27回は8月19日と、3か月振り。


言い訳はこれくらいにしてと。デュポール#15です。


デュポールのペータース版の楽譜を使っているのですが、これは、グリュッツ
マッハーが改ざんしてるそうですね。

鈴木秀美さんもガットカフェで、デュポールのペータース版は不可、としてる
という話。

ネットからプリントアウトしたオリジナル版を今回先生に見てもらいながら
弾いてみます。
もちろん、アラブレーヴェのAllegroでは弾けないので、ゆっくり弾きます。


フラットが5つもついていて音が取りにくいです。

34〜36小節め要注意。

75と76は同じ音。フラット5つからシャープ2つに変わってるけど。

77〜80も音取り要注意。

81,82の重音は音程難しい。

84〜95も延々と重音が続きます。こちらは慣れれば弾ける。

113〜124も重音のフレーズ。きびしいが音程がはまると美しい。

179〜186は前回のレッスンで音の間違いを無くすように指摘を受けて
いた所。


何とか今回で#15は「いいでしょう」ということになりました。