ボッケリーニのチェロコンチェルト変ロ長調のレッスン
レッスン第49回、第50回と、ボッケリーニのチェロコンチェルト
変ロ長調の第1楽章を見てもらっています。
今回、第1楽章なんとか最後まで、先生止めずに聞いてくれまして、
自分で止まってしまったところ(74小節目〜77小節目)について、
フィンガリングを教えてもらいました。
指摘事項もいろいろありました。
16:3連符はバラシてタララと弾くこと。
24:スラーの付け方は印刷は2音ずつだが、4音ずつでも良い。
25〜26:重音は私の苦手課目ですが、なんとかこの曲はクリアー。
31:2拍めの四分音符は弓を返して、3拍目はアップでなくダウンで
入れるようにしたほうが良い。
33:3拍目は4音ずつのスラーで良い。4拍目も。
44:この楽譜ではossiaと書かれているほうを弾きます。
60:かっこいい重音のところです。
66〜67:32分音符が続く部分。音を間違えないように。
71〜73:同上。
74〜77:止まってしまったところです。
元凶は74小節目の頭の3連符のフィンガリングの番号がミスプリ
になっていたからです。紛らわしいことしないでよー。
76は指をかなり広げないと音が取れません。
82:いろいろな録音で耳で覚えている音と、この楽譜は違っています。
こういうことはよくありますが。
カデンツァ:カデンツァはやらなくて良いでしょう。ということになり
ました。実際、カデンツァの良い楽譜が見つからなくて。。。
グザヴィエ・フィリップと、ジャンドロンが同じカデンツァを弾い
ているので、カザルス作かな?と考えてはあれこれ探したのですが。
グリュッツマッハー編曲版よりオリジナル版のほうが良いですねぇ、と
先生に言いましたら、そうでしょうそうでしょう、と。
先生もジャンドロンのレコード?CD?を聴いてオリジナル版が好きに
なったという話です。
個人的に、オリジナル版のほうが古典的な感じでおしゃれな気がします。
グリュッツマッハー版は、無理やり格好良くしようとしているようで、
大げさで、品が無いなぁと、最近、思ってしまいます。
2楽章に他の曲を持ってきてしまうなんて、編曲でなくで盗作ですもん。
最近グリュッツマッハー版を聴いてみたら気分が悪くなってしまいまし
た。もう聴かないでおこう。。。(まぁこれも行き過ぎですが)
まだ1楽章、OKはもらえてません。