チェロレッスンの第1回目はブラームス交響曲第3番


学生時代以来ひさびさにレッスンにつくことになりました。

アマオケの定演でブラームス交響曲第3番(ブラ3)をやるのですが、
指揮者の先生から「3楽章はチェロの先生に見てもらったほうが
いいですよ」と、言われたのです。

といってもうちのオケ、弦トレーナーなんて頼んでないしなー・・・。

で、使命感に燃えまして、わたくしがパートを代表してレッスンを
受けることにしました。

うまいことに先生が見つかりました。それにしても交響曲のチェロパート
なんかも教えてくれるんですねエ。


そのときのレッスンノートから・・・。

【 3楽章 】
1小節目:付点四分音符のcresc.を効果的に出すために最初はpで。
    せっかく逆弓(アップボウ)でやるのだから最大限に生かすこと。

2小節目:ダウンボウ。3拍目もダウンボウにするので1,2拍目では
    弓を残しておくこと。

3小節目:1小節目と「同じ注意。

4小節目:dim.をちゃんとやること。

5、6小節目:レガートで弾きたいという目標は悪くないが、
    まったくのスラーにはしないで。

12〜13小節目:長いスラーなので難しい。弓の配分に注意。

24小節目:3拍目と25小節目1拍目裏は4の指をずらすのは
    危険なので24小節目の3拍目は3の指でとること。

後半も無事に3楽章は弾ききりました。


つづけて4楽章も見てもらいました。

【 4楽章 】
8小節目:(前半)指は01412(Gを開放弦でとるのは音に
    ならないので避ける)

12小節目:(後半)指は42134(134はD線で)

13小節目:(後半)指は01412

75小節目〜:指を決めて、練習すること

194,195小節目:一番高い音が一番聴こえるように。

194小節目:指は2、2132

195小節目:指は2、2131(3をとるとき、単に3を跳躍で
    とりに行くというイメージではなくて、Gを親指でとりに行く
    か又は、Aを1でとりに行く、という感覚を忘れずに)
    ※今回のレッスンで、これが一番の収穫でした!

217小節目〜:指を決めて、練習すること

240小節目〜:4分音符は弓のスピード速く!
    ザンーッザザ、ザンーッザザ、と弾くとかっこ良く聴こえる。


【 個人的なこと 】
・A線を弾くときに弓先が下がらないこと、と注意された。

・弓の毛の’張り’については唯一ほめられた。
(私の場合、かなりぺったんこ。そのほうが弓を跳ばし易いので)

・弓を持つ位置がかなり’先’寄りだったため、曲によって使い
 分けると良いと注意をうけました。
 ブラ3は’元’寄りの方が良いとのこと。
 (私は昔は’元’(親指がフロッグのコーナーに当たる位置)で
 持ってましたが、数年前から、弓のコントロールがし易い’先’
 (親指が巻き革上)で持つやり方を覚えて、癖になってました。)
 (先生もよくこの癖が出るとおっしゃってました。)
 バロックからモーツァルトぐらいまでは’先’。
 ベートヴェン以降は’元’、かな・・・。(曲にもよるけど)。