チェロのレッスン第2回目
久しぶりで始めることになったレッスンの第1回目はオケ曲(ブラ3)を
見てもらったのですが、「次はチェロのソロ曲を持ってきて下さいね」と
言われてしまいました。
(やっぱりねェ。オケのパート譜を持ってくる生徒はいなかったかー。)
いまの私の実力だとどんな曲が良いのか?・・・レッスンについたら教えて
もらえるかなぁ、と期待してたのですが、「何でも良いですよ。バッハでも
コンチェルトでも」「あと、何かエチュードも持ってきて下さい」・・・
と、宿題が増えてしまいました。
ソロ曲って言われてもあまり知らないし・・・。
そんなある日、古い「ストリングス誌」にN響の桑田歩さんが「メンデル
スゾーンのチェロソナタ特に第2番は大変充実したすばらしい作品です。
ぜひ一度聴いてみて、そして弾いてみてはいかが」と絶賛している文章を
見つけ、まったくこの通りにしました!
ふぅっ、宿題ひとつクリアー、じゃなくってこれから練習開始ですけど。
エチュードのほうはドッツァウァー(第1巻�・1〜34)のチェロ教本を
何故か持ってたので、何曲かさらって行くことにしました。
第2回目のレッスン。
前半30分はまずはドッツァウァーのエチュードです。
#24:この曲は八分三連の4拍子ですが、三連符の頭にアクセントを付け
ないと何拍子の曲かわからなくなってしまうので注意して下さい。
ドッツァウァーは右手の練習と考えて練習してください。
という注意を受けながら弾いていきます。
あーこういうひとこと一言が、レッスンを受けてるんだーという実感
を湧かせてくれます。
#17:付点8分+16分の音型が続く曲です。苦手です。
曲中に2小節だけ16分音符にスタカートが付いている小節があり、
それまでと同じように弾いていたらたちまち指摘されてしまいました。
細かいナー。当然ですけど。
後半30分はメンデルスゾーンのソナタ第2番第1楽章です。
ボウイング(アップ/ダウン)を自分で考えて行ったのですが、
フレーズの終わりがアップで終わるところが多くて、ちょっと違和感を
感じつつ、レッスンに臨むことになりました。
1〜8:ボウイングはこれで良いです。(ふぅ、クリアー)
冒頭は4小節ごとのフレーズになっているので、その中で
ダウンボウ・アップボウの量のつじつまが合えば良いので
無理に、先弓まで行ったところを元まで返す必要は無い、との
ことでした。
10:2拍目は短くならないように
12:2拍目は短くならないように
17:ここの前打音(装飾音)は、目立たたせるために、駒寄りで
ハッキリ弾くと良いです。
お手本を弾いてもらって納得。
とたんにキリッとカッコいい曲になってきました。スゴイー。
68〜75:4小節フレーズが繰り返されるところ。
印刷されているフィンガリングは1回目と2回目は指を変えている
が、あまり効果が無いので変えなくても良いです。
変えるとしたらsfのところ。2回目はポルタメントを入れるとか
やれば効果的です。
(いやぁ、これ、かっこよすぎです。プロってこうやって曲づくり
していくのかー!)
興奮の1時間のうちに第2回目のレッスンが終了しました。