ベートーヴェンのチェロソナタ第2番第1楽章Adajioのレッスン


ベートーヴェンチェロソナタ第2番のレッスンが始まりました。


第1小節:弓のヘッドスピードを速く(アタックをつける感じ)すぐにpにする。

  先生に模範を見せてもらったときにいつも思うのは弓のスピードが全然違う
  ということ。
  ゴルフでよくヘッドスピードって言いますが、弓もヘッドスピードって
  言うんでしょうか?

  とにかくすごい音がするんです。中身が詰まった音。充実した音。
  これがなかなか出来ないんですよね。
  すぐそこで私の楽器で弾いて見せてもらってるのに、違うことはわかるのに
  どうすればそうなるのかが理解できないんです。

7:2分音符の延ばしは、一本調子にならないで。
  vib.は音が十分に鳴り出してから、つまり4部音符分ぐらい弾いてから掛ける
  と良い。

  あ、この技はアンサンブルで一緒のVnのOちゃんがヴィバルディの四季を
  弾いてたときにやってました。

9:ターラ・タ、ターラ・タの最後の音は、ブチッと切れないように、響かせて。

11,13:付点四分とか四分の長い音は、伸びやかに。音が詰まってしまわない
  ように

12:スタカートが付いている音も、ちゃんと弓を使って弾く。

18〜20:スタカートはスタカートらしく弾く。
  第20小節のほうはpだけどスタカートらしさを忘れずに。

22〜25:スラーはスラーらしく弾く。
  各スラーの後ろの音にはスタカートが付いているので、注意。
  筆をはらうような感じ。

28:vib.はゆっくりと掛ける。4の指の場合も。(難しい)


なんとか今回は1楽章Adajio部分が終わりました。


こうしてじっくり細かくレッスンで見てもらったあと、家でCDを聞き直すと
「本当だ。プロってすごい。」と思います。