ベートーヴェンのチェロソナタ第2番第2楽章Rondoのレッスン


ベートーヴェンチェロソナタ第2番第2楽章のレッスンを受けました。


14,15:2拍目のスラー、スタカート・スタカートは、ダウン、アップ・アップ。
   このスタカート、はっきりと。

17:一年前だったらこの親指ポジション弾けなかったかも。
   今は楽勝。DUPORTのエチュードの方が断然難しいですから。

27:レッスンとは関係ないけど、こういう音の切れ方って、オケ曲では経験無かった
   ですね。
   最初は「変なの」という印象でしたが、色々なCDを聴いていると、ピアノに
   上手く受け渡している演奏を聴いたときに、「あ、自然だ」と感じました。

   チェロソナタと呼んでしまってるけど、ホントは、ピアノとチェロのための
   ソナタでしたね。
   主題の提示もまずピアノで出してから、チェロがなぞるようになってるし。

66:2拍目の16分音符4つは、ダウン・アップ・アップ・アップ
   Aの音3つのフィンガリングは、印刷を無視してA線の解放で。

   (最近は、なるべく印刷されてるフィンガリング・ボウイングに倣うように
    心掛けてます。でも、この小節の印刷はちょっと合わないなー。
    先生も、「ボウイングもダウン・アップ・ダウン・アップでも良いかも
    しれないので、いろいろ試してみて。」とおっしゃってました。)

74,76:入りのタイミングに注意です。

87〜90:スラー、スタカート・スタカートは、ダウン、アップ・アップ。

100〜103:ボウイングは印刷されていません。
   最初は弓順で全部返してましたが、先生は「あれ?この楽譜はヘンレ版?」と
   不思議な様子でした。
   楽譜はヘンレ版を使っています。(この前のメンデルスゾーンもヘンレ版。
   ヘンレ版、好きです。)レッスンには、書き込み用に、コピーしたものを
   持って行ってます。
   家に帰って楽譜を良く見てみると、なんと、付録に別ボウイングが書いてある
   ではないですか!
   先生は、これを言ってたんだな、とわかり、2回目のときは付録の方のボウイ
   ングに直して行ったので納得してくれました。

   さらに、pで軽〜く弾いて下さい、との指摘。
   (そういうのが難しいんですよねー)

104〜106:1小節をダウン・アップで返します。

108〜115:頭の重音、下2音は前に出して、ズジャーンと弾く。
   これはセオリー通りですね。

   108〜115がこの曲の中で一番好きなところです。
   気持ちい〜ぃ。

143〜:後半は特に新しい指摘事項はありませんでした。


あー、良い曲でした!


レッスン回数としては、1楽章Adajioに1回、Allegroに3回、2楽章に2回を
要しまして、ほぼ1年、この曲ばっかし弾いてたことになります。

そりゃねぇ、1年も練習してれば弾けるようになりますわね。