ラロのチェロコンチェルト第1楽章のレッスン


レッスン第23回の後半は、ラロのチェロコンチェルト第1楽章(1〜117小節目
まで)を見てもらいました。


初回なので(じゃなくていつものことですが)ゆっくり弾いていきます。

もちろん、序奏部分はlentoですが。

9〜:序奏部分。
  ヨーヨーマのCDを耳コピで行きました。

13:フィンガリングですが、印刷では、アウフタクトをC線で1の指で取って、
  13小節目頭の音をG線で2の指で取る、と書いてあります。

  まあ、なんとか、C線のハーモニクスを親指で取りに行けば良いので、
  できないことはないのですが。

  先生が言うのには、「そのフィンガリングは、プロが使う高い楽器でないと
  音が出ないですよ。」とのことですので、素直に従い、G線D線で取るフィンガ
  リングに即変更しました。

23:音を抜かないで。付点二分音符を2拍分ちゃんと弾いて。

46:2拍目の頭の音を感じてから駆け上がること。

58〜59:rit.のtempo

60:アクセントの音3つ>>>は同じ長さで。

78:最後の音、切って。

106:リズムを正確に。

108:音を間違えないで。

114:音を間違えないで。ナチュラルを忘れないで。


いろいろと指摘を受けました。が、「いいでしょう」と言って下さいました。


ハイドンの1楽章を初めて練習してた時よりラロの方が弾きやすいと感じました。
な〜んて。
もちろん、111〜117小節目はin tempoでなんか弾けないですけど。
やっぱり、弾きやすいなんて錯覚ですかね。


今回使っている楽譜は、またまた、ヘンレ版ですが、
フィンガリング&ボウイングが、ハインリッヒ・シフさんです。
先生は「良いチェリストですよ。」とおっしゃってます。
わたくしは、名前しか知らなかったです。