ラロのチェロコンチェルト第1楽章前半のレッスン2回目


レッスン第24回は、ラロのチェロコンチェルト第1楽前半(1〜117小節目
まで)の2回目でした。


ラロのコンチェルトについては、以前、オケの先輩から借りたロストロポーヴ
ィチさんの公開レッスンのテープがありましたので、聞いて勉強しました。

まあなんて音大の学生さんというのは難しい曲を弾くもんだと思いました。

ロストロさん、1楽章の最後まで止めないんですね。その学生の演奏を。
ホントその録音の学生さんは上手だったです。


ロ「よく弾けてるのになぜあなたの前には楽譜があるのですか?」
学生「楽譜は私の友なのです」
ロ「よき友を持つためにたまに離れる必要がある」
なんて楽しいやり取りもありました。


同じような冒頭のフレーズが3回ある。これは前奏で、オケとの対峙。
1回目は、ふつうに平手打ち。
2回目は、少し気持ちを入れて、、平手打ちする。
3回目は、さらに気持ちを込めて。


さて、
私のレッスンはもちろん何度も止められてさらに細かい部分で指摘を受けます。

25:頭の音はキチンと鳴らす。開放弦でよい。

27:最後の音はGisではない。ナチュラル。

30:最後の音は短くならないように。

39、41:装飾音もキチンと鳴らすこと。

88:下降フレーズ。
89〜91:低い音。音を出すのが難しい曲です。アップボウでも抜かないで。

95:16分音符は弓を弦に置いてから弾くこと。アップボウでも鳴らすこと。