ハイドンのチェロコンチェルト第1番第1楽章のレッスン5

ハイドンのチェロコン第1番第1楽章の終盤部分のレッスン指摘事項です。

97〜:ソロの3個目。
  ソロの2個目が展開部みたいな部分で、ソロの3個目は再現部みたいな部分です。
  60小節目の最後の音が四分音符で、ソロの1個目と趣を変えて来ましたが、
  ソロの3個目の同じ部分=98小節目の最後の音はまた八分音符のスタカートで、
  戻ってきた!という感じです。

101:3、4拍目は、長前打音なので四分音符四分音符でドーシーと弾くことに
  しました。オケとの合わせの時に、あらかじめ言っておかないとヘンになって
  しまうので注意です。

106〜108:3拍目に出てくる2オクターブ下の音をブンと鳴らす所。
  「おまけではないですよ」と注意を受けます。

  わかってます。こういうのは先生の口癖なので。^^
  練習としては「分解練習」をします。
  上のCを弾いて弓の角度をすばやく変えてから下のCをブンと弾く。という動作
  を、ゆっくりからだんだん速く練習していきます。

110:3,4拍目のGの6連符は、テンポ通りに、fで。

111〜113:頭のスラーが難しいかったです。親指ポジションで。
  なるべくポジションは動かさない方が良いので、111小節、112小節は
  全く同一ポジションのまま。113小節ではソファレレーまでは同一ポジション
  で、ドシラと下りるドの音で3の指をレからドにすべらせてポジション移動しま
  す。(ちょっと印刷の指と違えてます)

カデンツァ:とにかく暗譜するまで弾きこむことが肝要(!?)です。


1楽章長かったです。(弾けるようになるまでが)


先生から激励の言葉をいただきました。
「オケ合わせは楽しんで! でも必死ですよね。」
「何にせよめったにない機会なので!」