ハイドンのチェロコンチェルト第1番第1楽章のレッスン3


ハイドンのチェロコンチェルト第1番は、プロオケのオーディションとか
コンクールの課題曲によく使われてますね。

図書館で「音楽の友」を借りてきて読んでると、最初の方のページのコンサート
情報の後ろあたりによくプロオケのオーディションの情報なんかも載ってます。
ハイドンのチェロコン第1番第1楽章って定番みたいですね。

きっと基本のテクが詰まってる曲だからなんだろうなー、なんて、
これはちょっと嬉しいデータに気が付きました。


では、では、例によって、レッスンでの指摘事項を書いて行こうと思います。


27:3,4拍目は、転ばないで。時間を掛けて丁寧に弾くこと。

29:ひとつめの音と二つ目の音を、切る弾き方と、繋げる弾き方があり、
  どちらも「あり」なので、よく研究して、自分の弾き方をきめること。

32、33:32の4拍目の16分音符4つと、33の4拍目の16分音符4つ
  は、印象的に!

34,35:34の3拍目からのボウイングには悩みまして、先生との相談の上、
  34小節3拍4拍目はダウンアップダウンダウン、35小節目1,2拍目は
  アップ、ということに決定。

37,38:37小節目の1,2拍目と、38小節目の1,2拍目は、ほとんど
  同じですが、スラーの掛け方だけ変えます。
  37小節目のほうがちょっとだけ「はつらつ感」を出して、38小節目のほう
  はちょっとだけ「レガート感」が出るように弾き分けます。
  これって、実際ほとんど聴いている人にはわからないのですが。。。。

40:このリズム、変わってますよね。
  フィンガリングは、親指ポジションで取ります。始めは苦労しました。
  2拍目の後半はA線を1でD線を3で取りますが、1の指が長さが余るので
  指を丸めて爪で押さえます。
  デュポール21のエチュード#5で習った技術です。役に立ったー!

41:2拍目の頭の音はスケールと同ポジションのまま3の指で取って、
  2拍目の2つめの音はすかさず1の指に置き替えます。
  4拍目も同様です。
  この、指の置き換えテクニックも随所に出てくる基礎技術です。

46:かなり高音までスケールで駆け上がります。
  またわたくしの悪い癖で弓先が下がってしまうのでよく注意を受けます。


  やっと1つめのソロが終了。
  いゃ〜、勉強になりますねぇ、この曲。