ハイドンのチェロコンチェルト第1番第3楽章のレッスン

レッスンの第20,21回で第3楽章の中間部&後半部を見てもらっています。
まだ終わらないんです・・・。長いー!っていうか遅い〜。

色々と注意を受けている事項をまたまたメモします。

107:弓は駒寄りで。

108:『4拍目をダウンで弾くボウイングは良いですねー』
  と褒められましたが、これ、もともと印刷されてました!
  112の4拍目も真似してダウンボウにしました。

118〜146:ここからの音程に注意!
  ということで、何回も弾き直しさせられてます。
  はっきり言って、レッスン第19回ではこの部分、かろうじて押さえる音を
  やっと探し当てただけで、何を弾いているのかわからない状態でした。
  レッスン第20回では、指の間違いをたくさん指摘されました。
  特に私が間違えやすいのは、1の指が親指から全音なのか半音なのか、
  ということなのです。
  ピアノで音を確認しながらやるしかないですね。
  そしてレッスン第21回では、少し慣れては来ましたが超スローテンポ。

122〜123:印刷されてるボウイングに素直に従います。

124:118と同じボウイングに修正されました。
  言われてみればそうですね。勉強不足でした!

129〜138:ここがintempoで弾けるようになったらナー。
  もちろんそれを目指してるのですが、まだ全然。

143:ドミレと下りたレの音はG線ではなくD線で取るように印刷されてい
  るのですが、ついG線に下りてしまって、下の弦のハイポジションで
  「鳴らないーっ」と、イーッとなってしまうこと幾度か。なので注意。

145:二分音符のドはナチュラル。

146:八分音符のソはナチュラル。(指摘されるよ〜〜。悲しい。)


2弦間の移弦でタカタカと弾くときに、弓がバタバタしないように、最小の
角度で移弦できるように練習しておいてください。とのお言葉。

それと、A−Dの2弦間の移弦の時の弓先が上がり過ぎなので、弦に対して
弓は常に直角になるように注意して下さい。と、3年間言われ続けている
注意をまたも受けている今日この頃です。。。
次回は「スピードアップ」が課題です。

デュポール21のエチュード#11のレッスン


冒頭、pだがハッキリと弾く。
楽譜上、音符にはテヌートとスタカートが両方付いています。

1〜2小節はpで始まり、cresc.、fz、dim.、
3〜4小節はまったく同じ音型をppで繰り返し。
割と簡単な譜面なので強弱にも気を遣って弾けているつもりでしたが、
「もっと大げさに変化をつけないと聴いている人には伝わらないですよ。」と
注意されてしまいました。

13小節からは、時々現れるスタカート付きの低音G・Cを、短く、
印象的に弾くことを忘れずに。

20,21小節はト音記号で、A線の2オクターブ上のAまで上がりますが、
こういうところに限って、「音程に気をつけて。」とやり直しさせられます。
きびし〜。

そういえばレッスンにつく前はこんな高い音は弾いたことも無く、譜面を
見ただけで「ムリ」って思ってましたが、慣れると弾けるようになってくるモン
ですね。(感慨無量)

23〜25小節はアクセントの音に注意。

61小節からは、また、強弱です。62小節のsfに向けて思いっきりcresc.
することが肝要です。71〜72小節も同様ですね。

84〜85小節も86小節のfに向かってかなりcresc.しないとcresc.に
聴こえません。

高い音(今度はA線の3オクターブ上のAまで)が一番最後にも現れます。
でも、ラドミラドミラと、ド以外はハーモニクスを頼りにできるので何とか
なってしまう。

#11は今回1回だけでパスとなりました。

それにしても先生からは最後に「ハイポジの時、肩や腕に力が入ってガチガチ
になってますね。」ときびし〜指摘。
がんばりま〜す。

カフェタイムコンサートでハイドンのチェロコン!

とうとうこの日が来ました。やりましたよ!
所属している弦楽アンサンブルで、アフタヌーン・カフェタイムコンサート!

会場はアマオケでもよく利用していたホールのレストランです。
アンサンブルメンバー20人弱+お客様50人ほどでのアットホームな
コンサートでした。

今回の演目は、
 ・ハイドンのチェロ協奏曲第1番第1楽章
 ・グリーグのホルベアの時代より組曲
 ・バッハの2つのバイオリンのための協奏曲
 ・スレーパンのヴィオラ重奏
 ・チェロと尺八による日本の歌
 ・バッハのブランデンブルグ協奏曲第3番
 ・その他
でした。

ハイドンのチェロコンのソリストはわたくし。
もう、嬉しくて、ドキドキで、怖くて、でも楽しいひとときでした!

ステージ衣装は特に決めなくて、お出掛け用くらいの服装で、ということに
なってました。
わたくしは考えた末に、いつもの演奏会正装+ハイドンかつら(!)に
しました。
いえ、ハイドンかつらって言うのはウソで、3週間ほど前に東急ハンズ
パーティーグッズ売り場で「マエストロ・ウィッグ」っていうのを偶然見つけて
衝動買いしたのです。
のだめのモーツァルト変装のまねですね。


演奏は、
どうだったんでしょうか?

自分では80点ぐらいだったかな〜と思ってます。
暗譜はできなかったので、左前方に譜面台を低〜くして、楽譜を見ながら
弾きました。ですから客席の方は見てない。。。
うちのアンサンブルは指揮者もおかないから、ずーっと楽譜見てました。
ちょっとそれはね〜。・・・というので、基本的にマイナス10点。
あと10点のマイナスというのは、途中指が回り切らなくて、アワヮ危なぁ、
と思った箇所があったので。。。

あぁ!でも、そんなに緊張しなかったし、止まってしまうこともなかったし、
頭が真っ白になってしまうことも無かったし、
トレーナーのヴァイオリンの先生からも「音量も出てたし、良かったですよ。」
なんて言ってもらえましたし・・・!

なによりか、楽しかったです。

アンサンブルの皆さんには本当に感謝感謝です!

デュポール21のエチュード#10のレッスン

冒頭(1〜8小節)の音型、タラツ・タタツ・タタツ・タタツ
タラツ・タラツ・タラツ・タラツと、(言葉で書いてもわからないですね)、
Allegroでpでsaltandoと書いてあります。
どうやって弾いたら良いんでしょうか?

数週間前に、先生からケータイメールが来ました。
『10番の冒頭はどうやって弾くんでしょうか?』
(先生から生徒向けのメールとは思えない)

エーッ!、先生も、予習してくれてる!
いや、それか、『ちゃんとさらってる?』という意味のおとぼけ質問か??

やばーい、と思い、
『ダウンダウンアップ・ダウンダウンアップ・ダウンダウンアップ・ダウン
ダウンアップと弾いて練習してます。まだ、Allegroにもsaltandoにもなって
ません。慣れたら速くして行こうと思いますが。』
などと、わかったようなわからないような返事をしてしまいました。

本当はどうなんでしょう?
弓を跳ばすのかな?
よくヴァイオリンでスラー・スタカートで一弓でトゥルトゥルトゥルトゥルと
弾くのを見ますもんね。

で、わからないままレッスンの日になったわけですが、
先生も『わからない』
ということで迷宮入りになってしまいました。
あー、深く追求されなくて良かった。
でもこの課題はいつかクリアしたいなー。
(実は先生わかってて、わたしが今は無理なんで、とぼけてくれてるだけかも)

9小節からは通常の弓です。

9〜11小節は三度音程で高いAの音まで駆け上がっていくのですが、
最近はこの辺(ト音記号の5線のチョット上にはみ出た音符辺り)までは
怖くなくなってきました。
あー、感慨無量です。(音程はまだ全然ダメですけどね)

24〜29は音の変わり目(ポジション移動)を親指で取っていくという、難しい
ことをさせられます。上の音は丁度オクターブ上を3の指で取るだけです。
音程バレバレなのがつらいです。

71〜最後も24〜29と同様、親指ポジションです。ただG線C線の低い音を
親指で取る形となります。


#10は、親指ポジションにもチャレンジしたいと思ってた私には、丁度いい
レべルだったなと思います。

デュポール21のエチュード#9のレッスン


#9は、本当に苦戦しました。半年掛かりましたから。
わたくしの弱点は重音だなーと思い知らされました。

1:sec.ですが、『あまり短くなりすぎないで』と指摘されました。
   弾いているテンポの中での四分音符の長さを考えないといけない、ってこと
   ですね。しかし、1音めから指摘されるとは。。。

13、14:アップボウで16分のスラースタカートです。
   こういうひとつひとつの技術が実に大変。
   やっぱしDUPORTは背伸びしすぎたかなー?

29:頭の音は『おまけではないので、しっかり響かせる』って言われることは
   わかってました。ハイドンの1楽章にもありましたから。クリアー!

   でもこういうところ、私のチェロはウルフが出てしまうのです。
   (響きが良いチェロ、と思うことにしてるんですけど)

46〜47:どこまで上がるのか分からなくなってしまうので要注意。

67〜82:いよいよ重音はじまりです。
   どうも左手がガチガチになってしまいます。いや、右手もガチガチだヮ。

100〜107:重音です。 とにかくたくさん指摘されました。
   とにかく最初はゆっくり練習する。
   上の音と下の音が同時に出るように(弓の角度に)気を付けて。
   pですが、あまり小さくしないで、弓をもっと使って弾くように。(圧力でなく)
   弓はもう少し駒寄りの位置で、楽に弾くこと。
   指板側に寄りすぎると音が鳴らなく、力が入ってしまいます。

116:印刷されているフィンガリング(上2、下3)を、(上1、下2)に修正。

124:ここからappassionatoなので、テンポアップで!
   しばらく、次のページまでは平穏です。
   159で音程を指摘されましたが。

194〜:重音です。
   下の音が鳴ってから上の音が鳴り出す癖があるので直しましょう。
   圧力はあまり掛けず弓幅を使って弾くように。
   213の音程に気を付けて。


私があまりに四苦八苦して弾いてると、とうとう先生がお手本を見せてくれます。

で、私の楽器を弾いてみて、『前から同じ楽器?』とひとこと。
前にもこういうことがあったので、今回も楽器の異変を疑ってみることにしました。
原因はおそらく、弦の古さ。
今使っている弦は、ADがベルカントですでに2年4ヵ月、GCがエヴァピラッツィ
でこちらも2年。
交換したら弾きやすくなるかな?

ハイドンのチェロコンチェルト第1番第1楽章のオケ合わせその後


アンサンブルHとの合わせ。トレーナーの先生からの話など。


朝1での合わせがボロボロだった話:
  A線とD線を弾き間違えた! 29小節め
  35小節めは切れ切れ。
  40小節めは音が取れない。79も。
  81はトリルを省略してしまった。
  1時間半合奏だったが半分はチェロソロ部分を教えていただいた。
  アンサンブルの皆さん退屈でごめんなさい。


67:上の音は待ってもらうことができるので良く響かせること。

72〜:重音は難しいが、ゆっくりで良いのでまず楽器を鳴らす練習をすること。
  だんだん速く弾けるようになっていけば良い。

110〜:6連符を3連ずつアクセントを入れて練習したり、分解してまず6連の
  ところのみ弾いて他は数えるだけとかの練習をしてみて。
  ソロの人が6連の拍を意識していることが大切。とのこと。

練習時間が5分しかない時の練習方法:
  音程の取り方が難しいところだけを重点的にやるだけでも安心して本番を
  迎えることができます。
  あてずっぽうが一番悪い。
  跳躍しなければならないところは、元の音(指)から次の音(指)の中間音で
  元の音が何度上に移動しているかを理解してその指から次の音の指をとるよう
  にすること。

ハイドンのチェロコンチェルト第1番第1楽章のオケ合わせ


オケとの合わせ。決して順調ではありませんが、色々とためになることが多くて。

楽しい〜。

わたくしの所属している弦楽アンサンブルは、Vnの先生が主宰してまして、
マチュア・オケのトレーナーもしてるので、合奏の指導がとても上手です。
ホントです。


6〜7:オケとチェロの対話。
  こうですか?そうかも。いやこうじゃないですか?あぁそうです。みたいな。
  音量的には中小大中で。

15〜17:2ndVnの音型の楽しいこと。(!)
  よくこんなリズム間違えないで弾けるなー、と感心します。

22:ソロの重音の上2弦の音とジャストタイミングで合わせる。
  合奏って楽しい。

27:入りをソロとオケと息を合わせる。’(ダッシュ)がある感じ。

34〜36:34の後半は5の和音で前へ進もうとする。35の前半は1の和音で
  落ち着く。35の後半はまた5の和音で前へ進もうとする。36の前半はまた
  1の和音で落ち着く。
  ていう解説をVnの先生がしてくれるので、すごく楽しいです。

41〜42:cresc.していきます。42後半、43を歌います。
  44はチェロならではの低音で!・・・と先生は言いますが。
  チェロにとっては、44はけっこう高い方の音です。
  でもオケの中で弾くとここはチェロならではの低音というのがわかります。
  不思議。


カデンツァ:とにかく暗譜するまで弾きこむことが肝要(!?)です。
  オケ合わせの何回目かで私は、楽譜を見てるのに、カデンツァの途中から
  本編へ戻ってしまって(不思議?!)オケを止めてしまいました。