デュポール21のエチュード#9のレッスン


#9は、本当に苦戦しました。半年掛かりましたから。
わたくしの弱点は重音だなーと思い知らされました。

1:sec.ですが、『あまり短くなりすぎないで』と指摘されました。
   弾いているテンポの中での四分音符の長さを考えないといけない、ってこと
   ですね。しかし、1音めから指摘されるとは。。。

13、14:アップボウで16分のスラースタカートです。
   こういうひとつひとつの技術が実に大変。
   やっぱしDUPORTは背伸びしすぎたかなー?

29:頭の音は『おまけではないので、しっかり響かせる』って言われることは
   わかってました。ハイドンの1楽章にもありましたから。クリアー!

   でもこういうところ、私のチェロはウルフが出てしまうのです。
   (響きが良いチェロ、と思うことにしてるんですけど)

46〜47:どこまで上がるのか分からなくなってしまうので要注意。

67〜82:いよいよ重音はじまりです。
   どうも左手がガチガチになってしまいます。いや、右手もガチガチだヮ。

100〜107:重音です。 とにかくたくさん指摘されました。
   とにかく最初はゆっくり練習する。
   上の音と下の音が同時に出るように(弓の角度に)気を付けて。
   pですが、あまり小さくしないで、弓をもっと使って弾くように。(圧力でなく)
   弓はもう少し駒寄りの位置で、楽に弾くこと。
   指板側に寄りすぎると音が鳴らなく、力が入ってしまいます。

116:印刷されているフィンガリング(上2、下3)を、(上1、下2)に修正。

124:ここからappassionatoなので、テンポアップで!
   しばらく、次のページまでは平穏です。
   159で音程を指摘されましたが。

194〜:重音です。
   下の音が鳴ってから上の音が鳴り出す癖があるので直しましょう。
   圧力はあまり掛けず弓幅を使って弾くように。
   213の音程に気を付けて。


私があまりに四苦八苦して弾いてると、とうとう先生がお手本を見せてくれます。

で、私の楽器を弾いてみて、『前から同じ楽器?』とひとこと。
前にもこういうことがあったので、今回も楽器の異変を疑ってみることにしました。
原因はおそらく、弦の古さ。
今使っている弦は、ADがベルカントですでに2年4ヵ月、GCがエヴァピラッツィ
でこちらも2年。
交換したら弾きやすくなるかな?